銀行手数料を最小限に抑える方法

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私は小規模な個人事業を営んで暮らしていますが、毎日の仕事のなかで特にかかわりのあるのが銀行です。

 

単に預金だけでなく振込やその受け取りなど、日々の活動の多くに関係しています。

 

そうした銀行のサービスを利用すればどうしても手数料がかかってしまうものです。

 

この銀行に支払う手数料をどうにか抑えることはできないものでしょうか?

 

今までこれを模索してきた結果、やり方によっては最小限に抑えることができるようになりました。

 

今までの私自身の経験をもとに、

のそれぞれの段階で、銀行手数料を節約する方法や注意点などをご紹介します。

 

 

 

銀行口座を開設する前にチェックしておきたいこと

【口座維持費のかからない口座を選ぶ】

口座の種類によっては、口座維持費を支払う必要があります。 この支払が確定申告のときに経費として落とせるというメリットもありますが、やはりこうした固定費というものをできるだけ減らすということが長期的な節約のポイントです。

 

口座維持費がかからずに使うことができる口座はたくさんあります。できるだけ年会費無料の口座を選ぶようにしてください。

 

【毎月無料で使えるサービスを確認する】

毎月の支払や現金引出、または送金などでかかる追加料金をできるだけ発生させないことも、大きな注意点の一つです。 例えば小口現金のための口座であれば、毎月(場合によっては毎週)引き出す金額の大きさによって銀行や口座の種類を決めましょう。

 

一例として、私が利用しているジャパンネット銀行では、毎月1回目の引き出しであれば無料、2回目以降の引き出しでも金額が3万円以上であれば無料になっています(2020年9月現在)。 これは私の事務所で手元現金を管理するパターンに合致しているので、おかげで余計なATMでの現金引出手数料を避けることができます。

 

他の銀行の場合でも、まずは自分たちの現金管理のパターンと、それに合った口座を選べば、余計な手数料を取られずに利用することができるでしょう。

 

【他行のATMを利用しない】

これはよく知られていることですが、他行のATMでお金を引き出すと追加のコストがかかります。 口座を開設する前に、よく行く場所、または事務所や自宅の近くにその銀行のATMがあるかどうかを確認しておく必要があります。

 

口座開設後にチェックし改善すること

【ネットバンキングを最大限に活用する】

一般的に、銀行の窓口やATMで振り込み手続きをするよりも、ネットバンキングを利用したほうが手数料を低く抑えることができます。 中には無料でできるサービスもあります。

 

銀行手続きのためにいちいち外出しなくてはいけない手間を省くというメリットもありますので、ネットバンキングで可能なサービスはできる限り使うようにしましょう。

 

【口座残高をつねに確認する】

ときどき、どうしても必要な出費があるためにいわゆる「当座借越」(=実際の残高以上の金額の小切手を振り出したり現金を引き出すことができるサービス)を利用する場合もあるでしょう。

 

これはもちろん当座預金の使い方として妥当なもので、臨機応変に利用すべきですが、やはり「当座貸越手数料」という手数料をチャージされてしまうことがほとんどです。

 

もしうまく現金の資金繰りができていて、急な場合に遣える現金を用意されていれば、当座借越を利用する必要もないですし、当座貸越手数料などを払う必要もなくなります。 できるかぎり利用せずに済むよう、つねに銀行口座の残高を確認し、予備の資金も置いておくようにしましょう。

 

【毎月の明細書はデジタル化】

銀行によっては毎月の口座残高明細書を有料で送付するサービスをしているところがあります。 以前はこうした紙の書類が税務調査などで必要だとされていたため、多少の手数料を払ってでも明細を毎月受け取り、ファイルして書棚に入れておくことがふつうに行われていました。

 

しかし、今ではソフトファイル(PDFなど)でも税務署などの調査で充分認められているようです。 念のため税理士や公認会計士などとも事前に相談し、もし紙の書類を保管する必要がないようでしたら、PDFファイルなどでの受け取るサービスに切り替えるよう検討しましょう。 紙の書類よりは格段に手数料は安くなり、場合によっては無料で手に入れることもできるようになります。

 

念のため、常識的なことですが・・・

【銀行カードを大切に保管しましょう】

紛失したカードの再発行で余分な手数料を支払うなど、ふだんからの十分な注意があれば避けることのできる出費もあります。

 

【銀行からの連絡を受け流さない】

各銀行は口座手数料を毎年のように見直し、変更の内容を提示しています。 こうした手数料変更と、それが月次ベースでの取引方法にどのような影響を与えるのかを理解し、つねにアップデートしていくことが重要です。