経験者が語る「エクササイズを続けるために心にとめておいたほうがいい3つのこと」
フィットネスブームのおかげでエクササイズをする人が多くなっていますが、目的が達成されるまで続けられる人はどうしても少ないようです。
この記事では、エクササイズを長期間続けることができた経験者が、心にとめておいたほうがいい3つのポイントを語ってくれています。
おそらく誰にでも当てはまる大事なことばかりだと思います。
1. エクササイズは他人のためではなく、自分のためにやる
あるとき、女性数名でグループになってエクササイズのためのサイクリングに出かけました。
私以外のメンバーはみんな速く、力強く自転車をこぐことができます。
上り坂では彼女たちがすばやく遠くに行ってしまい、私はそのあとをハアハアと息を切らしながら登っていました。
とてもみじめなものです。
数分後、先に行っていた女性の一人が私の横についてくれて、そのあとサイクリングの終わりまでずっと付き合ってくれました。
私は彼女に感謝し、スピードを遅くしてしまったことをあやまりました。
すると彼女はこう答えました。
「あやまる必要はないわ。何も悪いことをしたわけじゃないじゃない」
いま考えると、彼女の言うとおりです。
私は決して自分にムチを打ってスピードを上げる必要などなかったのです。
あのとき以来、私は自分のベストを尽くしたのであれば誰にもあやまらず、自分のエクササイズとしてはうまくいったと考えるようになりました。
2. 長期的な目標を忘れない
今までエクササイズを続けてくるなかで、体重が減ったときもあれば、増えたときもありました。
やり方をどうやって改善していけばいいか頭が回るときもあれば、モチベーションアップや瞑想のポッドキャストを探して新しいやり方を模索しなければいけないときもありました。
人生の波は満ち引きがあります。
優先順位も変わってくるものです。
シンプルな楽しみだったものがつらい仕事になってしまうこともあります。
大切なのは、心を穏やかにして生活し、自分に優しくなることです。
それが私たちの目標であるべきだし、エクササイズを、そして生活を楽しむスタイルだと思います。
目の前の目標が達成されなくても、自分にとって優先順位の高いものに集中していれば、道のりは決して耐えられないものにはならないはずです。
3. 思い通りにいかなかったら、自分自身を振り返る
なかなか思い通りに計画は進まないものです。
とくに自分のやったことをチェックしていないときほど、計画倒れになることが多くあります。
しばらく銀行口座をチェックしないでいると、いつの間にか思った以上につかってしまっている、そんな状態に似ている気がします。
自分がいまどんな状態なのか、それが分かっていないと人はすぐに脱線してしまうものです。
私はあまり過去のことを考えないようにしていますが、それでも自分がやったことについては定期的に考えてみると目標への道のりが生産的になるのです。
これこそ自分自身を知る方法といえるでしょう。
たとえば、しばらくエクササイズをしなくなったりあまり健康的でない食生活を続けていた場合、自分がなぜそういう状態になったのかを振り返ってみます。
おそらく、あまり現実的ではない目標のせいでやる気を失ったり、毎日の計画に無理があって続けられなくなっていることが多いのではないでしょうか。
自分の今の状態を振り返り、その理由を考える習慣をつけるようにしましょう。