キャリアップにつながった私の「日記の書き方」

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転職活動がなかなか思い通りにいかず、いつまでたっても決まらない・・・

 

これは転職活動をしたことのある人であれば、ほとんどの人が経験したことでしょう。

 

その一方で、長くなりがちな転職活動中の期間を単にやり過ごしてしまうのではなく、その活動全体を将来につながる経験として活かすことは、ともて難しいことです。

 

就職活動が長くなるというのは、書類選考や面接で落とされることが一度や二度ではないということでしょうし、場合によっては書類すら通らない、返信すらもらえないという状態の人もいると思います。

 

つらくて長く続く転職活動を前向きにとらえるために

こうした状態が精神的に負担にならないはずはありません。

 

精神的に負担になる今の状態が早く終わってほしいと思うのは当然のことで、これを将来役立つ経験として前向きにとらえるのは大変なことです。

 

しかし、どうせ長期間かかってしまうのであれば、これを何とかいい方向に役立てることはできないだろうか?

 

以下は、私が役員として今の会社で働き始める前に続けていたある種の「日記」の書き方です。

 

私も同年代の人たちが役員になって活躍を始めている中、自分の状況が遅れて思い通りにならず、焦りを感じていました。

 

しかしひたすらチャンスを待ち続けるこの状況を何とか将来に活かすことはできないかと考え、とにかく記録すること、頭の中に浮かんだことを何でも書き留めておくことを日課にしたのです。

 

これが今の役員としての仕事にも役に立っていますし、また今思い返すと、この日記が自分の習慣として定着したころから私のキャリアも少しずつ上向きになって来きました。

 

もちろん、すべての人に合うやり方ではないかも知れません。

 

しかし人によってポジティブな効果を生むことは充分に期待できますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1. まずは日記帳を用意する。

どんなノートでもいいですが、毎日使うものなのでなるべく自分の気に入ったデザインのものにしましょう。PCやネット上に書くのとペンを持って紙に書くのとは違う効果があります。日記は自分と向き合う時間ですから、私はノートにペンで書くことをおすすめします。

 

2. 毎日15分間、「考える+書く」だけの時間を設ける。

この一日15分を続けるというのがもっとも難しい部分です。もし15分が大変なようであればまずは3分間から始め、少しずつ15分間まで延ばしていきましょう。とにかく始めることです。

 

3. 静かで周りに邪魔されない場所を見つける。

環境づくりは重要なポイントです。

 

4. 毎日の決まった時間を選ぶ。

出来る限り毎日同じ時間帯を「日記タイム」と決めるのがおススメです。その時間はとにかく独りになることが大事です。毎日15分間だけ、自分との約束を守り続けてください。

 

5. 頭に浮かんだことは何でもいいので書いておく。

目の前にある今日の新たなページと会話をするような気分で書いてください。日記の中であれば何を言ってもいいのです。よけいなことは考えず、思いついたことを流れるままに書き散らして下さい。

判断や良心などは入り込ませない。思考をある方向に進ませようともしない。日本語として完璧である必要もありません。自分にしか分からない略語を使うのもOKです。

 

6. 日記は他人に見せない。

あくまで自分で自分を振り返るものです。ほかの誰のものでもありません。

 

この日記を続けていると他人からのアドバイスからは得られない、あなた自身のユニークな視点で得られた前向きな展望が見えてくるはずです。