「求められる人材像」と自分の現状とにギャップがあっても転職はできる

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参加者内定率96%のMeetsCompany

 

転職活動のために自分が希望する仕事について情報集めをしていると、少しずつその仕事で求められる人材像が見えてきます。

 

同時に、それと対照することで「自分という人材」がどういうものかも分かってくるでしょう。

 

自分という人材について明確なヴィジョンを持っている人は意外と少ないものです。

 

それだけでもあなたは他の人たちよりも一歩進んでいることになります。

 

しかし、ここから先が問題です。

 

希望の職種で求められる人材像(理想)と、自分という人材(現実)の間にはどうしてもギャップがあることを自覚させられます。

 

例えば「保有資格がない」「学歴が足りない」「前職での職務経験期間が短すぎる」など・・・ 私たちはこういう現実を目の前にたたきつけられると、どうしてもそこで心が折れてしまいます。

 

どうやら希望の職は自分には手の届かないものらしい、今の仕事が自分の身の丈に合っているのかもしれない、などと考えてしまうこともあるでしょう。

 

しかし、このギャップを埋めたいと思うからこそ転職を希望しているのだ、という基本に立ち返ってほしいと思います。

 

理想・希望と現実とのギャップを乗り越えるために転職する

今の会社で働き続けていればいずれ希望の仕事ができるのであれば、わざわざ転職はしません。

 

今の仕事を続けていても希望の仕事にたどり着けないからこそ、働く場所を変えて手に入れようとしているのです。

 

理想と現実の間にギャップがあるのは当たり前ですし、そのギャップを乗り越えたいからこそ自分は転職活動を始めたのだということを思い出しましょう。

 

あなたを受け入れてくれる会社はきっとある

転職者を受け入れる会社には、大きく分けて2種類あります。

 

ひとつは即戦力の備わった経験者を求めている場合。 もうひとつはこれからの伸びしろに期待して新しい人材を求めている場合。

 

外資系企業では前者、つまり「どこに行っても通用する技能・経験をもった経験者」を探しているところが多いようです。

 

一方、主に日本企業では、 社会人としての基本はひととおり備わっている その人の希望と会社の希望が一致している という場合に採用される人たちも少なくありません。

 

入社後に学習してもらうことも含めて、将来の人材として完成してもらうという期待のもとに受け入れる、というものです。

 

このように、入社時には不完全でも入社後に学習して成長してくれるようであれば受け入れます、という姿勢の会社は珍しくありません。

 

もし求められる人材像と現在の自分との間にギャップがあっても、そこであきらめず、自分の成長にかけてくれる会社を見つけるまでやり続けてほしいと思います。