こいつはウソをついている!? 相手のウソを見抜くために覚えておきたい人の心理とは?
誰でもウソをつく。
これは倫理的に正しいかは別として、紛れもない事実だ。
私たちにとって問題になるのは、目の前の人が今本当のことを言っているのか、それともウソを言っているのか、判断できない場合だ。
ハーバード・ビジネス・スクールのエイミー・カディー氏によると、ウソをしゃべっている人には次の大きな特徴があるという。
それは:
ウソをしゃべっている人は、自分自身の体の動きよりも「相手が何を言うか」に集中してしまう
ということ。
つまり、自分の言っていることについて、相手がどういう反応をするか ― うまくだまされているか、それとも自分の言っていることに「?」と感じているか ― が気になって仕方がないのだ。
そのせいで、たとえば手を動かしたり、まばたきをしたり、唇を噛んだりなど、話しながら自分が思わずやっている行動については注意が向かなくなる。
たとえば「私、すごく幸せなの」と口では言いながら、手ではスマホをカタカタ叩いて明らかにイライラ感丸出し、というのは分かりやすい例だろう。
出来れば、人のウソを疑うような場面には出くわしたくない。
だがどうしても疑わしい人がいるときは、この点に注意して観察してみると何か発見があるかもしれない。