職務経歴書のポイント - 肩書ではなく実績を分かりやすく書く

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履歴書はシンプルに自分のこれまでの経歴をその他の個人情報と一緒に書き連ねるものです。  

 

書き方は決まっており、あくまで「必要事項を埋めるフォーマット」として誰でも同じスタイルで書くように初めから用意されています。  

 

職務経歴書もまた一応フォーマットのようなものはありますが、履歴書とはその性質が違います。  

 

少なくとも採用担当者が見たがっていることは、その人が今までの仕事でどういうことをしてきたのか、ということです。  

 

よく職務経歴書に、「課長」「部長」とか「○○マネージャー」など自分の肩書を書き連ねている人がいます。  

 

これは履歴書に書けばいいことで、職務経歴としてはあまり意味がありません。  

 

肩書というのは、あくまで各企業が独自に決めた役職の呼び名にすぎません。  

 

採用担当者はそういうことを知りたいのではなく、あなたが具体的にどういう仕事をして、どんな結果を出したのか、それを知りたいのです。  

 

単に係長から課長に昇進ということだけですと、もちろん悪い経歴ではありませんが、あまりアピールにはならないでしょう。  

 

それよりも、新課長として5人の部下とともに経費削減をすすめた結果、前任の課長時代に比べて20%の削減に成功した、というような具体的な内容が伝わるように書きましょう。  

 

「課長だった」「〇〇マネージャーだった」ということ(肩書)を書き連ねるのではなく、「○○を実現した」「△△を達成した」というような実績を分かりやすく書くことが、目に留めてもらえる職務経歴書を書くポイントになります。