断られたときのショックを恐れずに「その会社で働く自分」を想像しよう

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転職活動をしていて最も大変なのは、応募した求人を断られたときだと思います。

 

いったん応募すると、自分がその会社に社員として受け入れられ、仕事をしっかりとこなしている様子を想像し始めるものです。

 

その想像が大きくなり、はっきりとしてきたころで「今回の求人についてはご縁がないということで・・・」という旨の連絡が来たりする。

 

落胆してしまうのも当然のことです。

 

想像するからこそ断られた時のショックが大きい

応募する前でも後でも、その会社で働いている自分を想像することは大事なことです。

 

応募するときは、自分がその会社で働いているところを想像できるからこそ応募するわけです。

 

またいったん応募した以上は、その会社で働いている自分がどう役立つかのを面接で説明できる必要があります。

 

つまり転職活動では、当該企業で働く自分を想像することは欠かせないことなのです。

 

しかし同時に、その想像が原因で、採用されなかった場合の精神的ショックが大きくなってしまうのも事実です。

 

さらにそのショックのせいで転職活動そのものがトーンダウンしてしまい、結局あきらめてしまう人も出てきます。

 

面接官には分かる

そんなことでいちいちショックを受けるようでは転職活動など成功するわけがない、と厳しいことを言う人もいますが、私はショックを受けてしまうことはやむを得ないと思います。

 

私も自分で面接をしてみて感じるようになりましたが、やはり真剣さというものは話しているとこちらに伝わってくるものです。

 

その人は本当にうちの会社で働くことを考えているのか、それとも何となく応募しただけなのか、はっきりと違いが見えてきます。

 

わが社で働くことを考えている人は、自分がこの会社にいることを想像しながら私たちの質問に答えていますし、逆に私たちに対する質問も具体的です。

 

もちろん想像している内容が正しくないために勘違いしている人も少なくありません。

 

しかしその勘違いが真剣に調べたり想像したりしたうえでの勘違いなのか、それとも適当に考えているせいで勘違いしてしまっているのか、それも私たち面接官には分かります。

 

応募した会社で働く自分を想像することは、相手へのアピールにもなるのです。

 

ショックを恐れず

内定をもらえなかった場合に受けるショックが怖くて、せっかく応募した求人についてあまり想像力を働かせなくなる、というのはもったいないことです。

 

先に述べたように、その仕事をしている自分を想像しているかどうかは、採用側にはっきりと伝わります。

 

ダメだった場合のショックを恐れることなく、想像力を働かせてほしいと思います。