ベビーブーマー世代が教える お金に困らない生活をするために今から実行したい6つのこと
若いころから将来を見据えて上手くやりくりし、かつケチケチしない楽しい生活を送りたい。
そのために、どんなことをすればよいか?
いわゆる「ベビーブーム」世代の人が自らの体験を振り返り、経済的に余裕のある人生を送るために実行したい6つの項目を、若い皆さんに向けて提案しています。
「最近の若い者は・・・」的に聞こえるものもありますが、先達の経験に基づいたアドバイスは、役に立てられるものがありそうです。
【早めに結婚する】
若いうちに結婚して、早めに子供を持つほうがよいでしょう。
私たちベビーブーマーは、今の若い人たちのように20~30代で海外留学などという経験をつむことをしませんでした。
そのおかげで、50代になっても乳母車を引いて子育てに励みながら、住宅ローンの返済に追われる、ということにはならなかったのです。
学校を出てすぐにフルタイムの正社員として働き始め、その後も働き続けたのです。
【共働き】
夫も妻も収入があるほうがよいでしょう。
今と同じく、私たちが若かった頃も、収入の安定した快適な暮らしのための唯一の方法は「共働き」だったのです。
今では最初の子供が生まれると1年間の産休を取って、そのまま専業主婦になってしまう女性も多いようです。
また「主夫」のいる家庭も増えていると聞いたことがあります。
私たちの時代には考えられなかったことです。
【子供は二人まで】
三人以上の子供を持つ必要はないでしょう。
私たちの世代では子供は二人だけにしないと経済的に続かないと感じ、決して三人目は考えなかったのです。
今の時代は、若いうちに結婚すると三人目(またはそれ以上)の子供を育てようとし、後になってお金が足りないことに気づく家庭も多いようです。
また、お金のかかるペットを飼うことも、私たちの世代はしませんでした。
おしゃれな犬を飼うと、子供一人にかかるのと同じくらいのお金が必要になります。
【DIYに励む】
私たちの世代は、シンプルな家を購入し住み始めてから、夕方・週末などにペンキ塗りなどのデコレーションを自分たちの手でやりました。
高いデパートで最新の家具をクレジットカードで買う、などということはしなかったのです。
自分たちの手で家を完成させてゆく。
これは上手に暮らしてゆくための大事な方法ですが、最近の若い人たちはやろうとしません。
【贅沢にサヨナラ】
遊ぶことはいったん忘れましょう。
私たちの時代、少なくとも若い頃は、楽しみなんてなかったのです。
私の場合は40代になって金銭的に余裕が出てきてから、初めて遊ぶようになりました。
レストランで外食するなど、特別な場合を除いてありませんでした。
高いおしゃれなカフェなど存在すらしなかったのです。
【クレジットカードを使わない】
クレジットカードを使うことは、お金を借りることです。
借入はしないようにするべきです。私たちは借入をしませんでした。
当時は簡単にお金を借りられなかった、ということも理由のひとつです。
しかし今の時代は、クレジットカードを使った買い物は、自分のプライドを表わす象徴のようになっています。
私たちの世代では、その月のうちに必要な支払いが終わらないものは、最初から買おうとしませんでした。
現代は、私たちの時代に比べると、より多くお金がかかるのは事実です。
その分私たちは得をした、とも言えるでしょう。
しかし同時に、私たちは倹約をし、注意深く、勤勉に暮らしてきました。
私たちはそれ以外の生きるスタイルを知らないのですが、このスタイルはよい結果をもたらしてくれたと思います。