知っておいて損はない?「自撮り」にはこんなリスクがある
自撮りはおそらく2010年代で最も流行しているもののひとつに違いない。
自分自身を撮るのだから何の害もないように感じるが、出来るだけ「完璧な」自撮りを撮ろうと苦心する人が多く、そこには意外なリスクが潜んでいるようだ。
すべての人に当てはまることではないが、頭の片隅に入れておいてもいいだろう。
【自信喪失】
自撮りの多くはSNSに投稿されるが、それは結果として他人との比較をすることとなる。
人は自分の欠点を気にするようになり、それが自信を失うことにつながってゆく。
この青年はモデルを目指しているダニーさん。
自撮りを繰り返しているうちに自信喪失がひどくなり、自殺未遂をおこすほどになった。
「完璧になれないということが分かったとき、死にたくなったんだ」
【ハッキング】
リアーナ、ジェニファー・ローレンス、キム・カーダシアンなど、2014年には多くのセレブたちがハッキングの被害にあった。
このときはヌード写真を含む自撮りもウェブ上に流出している。
これは決してセレブだけの問題ではない。
【肌への影響】
自信のある角度からの自撮りを繰り返すため、どうしても顔の同じ側に光が当たる確率が高くなる。
その結果、ある特定の場所だけ変色したりしわが増えたりすることがあるという。
【調子に乗って・・・危険な行為にはしる】
2015年には21歳のメキシコ人男性が、ピストルを頭に向けて自撮りをする際、誤って発砲し死亡した。
傾向として16~39歳の比較的若い人たちに、無茶な行為にはしる人が多いという。
【調子に乗って・・・露出しすぎる】
23歳の男性が、ペルーの遺跡でこのような写真を撮り、現地警察に逮捕された。
また24歳の女性旅行者がマレーシアで登山をし、山頂にたどり着いた記念写真でトップレスになったため、短期間ではあるが現地警察に身柄を拘束されたこともある。