どうしても緊張するプレゼンやスピーチ 苦手意識を克服したい

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社会人になって仕事を始めると、あまり得意ではないことをやらなければいけない場面が数多く出てきます。

 

人前で話す機会も多く出てくるでしょう。

 

数人程度が参加する会議で説明を求められる場合もあれば、何十人もの社員やお客さんを前にプレゼンテーションをすることもあるかもしれません。

 

ある調査によると男性も女性もそれぞれ約4割の人が、最も苦手なことに「人前で話すこと」を選んでいます。

 

人によっては、上司に苦情を言ったり自分の業務評価を直接言い渡されるよりも、人前で話すことのほうに恐怖を感じる、という場合もあるようです。

 

苦手な人が多い「パブリック・スピーチ」。

 

以下に、なんとかこの苦手意識を克服するための秘訣10項目をご紹介します。

 

 

1. 聴衆と一体になる

聴衆と強い一体感を築くようにしましょう。

 

オープンで分かりやすいボディランゲージを使い、一人ひとりと目を合わせるのです。

 

しかし最も重要なのは、心から語りかける姿勢です。

 

 

2. 話しはじめが重要

最初の一行がとても大切です。

 

聴衆に「聴きたい」と思わせる言葉を持ってくるようにしましょう。

 

そして印象に残る最後の一言も大事です。

 

大胆な言葉、聴衆の思考を促すフレーズ、大げさな言い回し、ユーモア、または予想しないような一行で締めくくる、と言った方法があります。

 

 

3. 小休止をおく

話の途中で小休止をおくことは、多くのスピーチアドバイザーがおすすめしている方法です。

 

はっきりと確固たるスタイルで話を進めてゆくと、あなたがとても自信に満ちて権威を持った存在に映ります。

 

そして、その途中で小休止をとりましょう。

 

小休止をあえて取り入れ、沈黙を効果的に使うのです。

 

「えー」とか「あー」などという音を発するのはやめたほうがよいでしょう。

 

こういう音は耳障りで、無駄な雑音に過ぎません。

 

余分な音を出さずに、むしろ沈黙を上手に使えるよう練習してください。

 

 

4. たっぷり練習する

人前で話すという恐怖を克服する唯一の方法は、人前で話すという経験をできるだけ数多く繰り返すことなのです。

 

回数をこなすたびに、少しずつ自信がわいてきます。

 

今はまだ若くて人前で話す経験が浅くても、これから経験を積んでゆけば、将来ビジネスシーンで本格的に話す必要が出てきたときに十分に話せるようになるはずです。

 

また、いわゆるパブリック・スピーキング専用のトレーニング教室や、話す経験を積みたい人たちで集まっているサークル活動などに参加してみるのもよいでしょう。

 

人前で話すことについては一夜漬けのような方法はありません。

 

どんなに上手くごまかしたと思っても、準備不足というのはバレてしまうものです。

 

とにかく一生懸命練習を繰り返すしかありません。

 

 

5. 自信を持って堂々と

あなたの話す内容を知っているのは、あなたしかいない、ということを忘れないようにしましょう。

 

細かいミスをしてしまうことはあるかも知れませんが、自信を持って話し続ければそんなミスには誰も気づきません。

 

完ぺき主義を捨てて、堂々と話し続けてください。

 

 

6. 事前調査を怠らない

自分がしゃべる内容をしっかりわかっていることが大事です。

 

そのためには、話す内容についての事前調査をしっかりやりましょう。

 

準備不足の状態ほどあなたを緊張させるものはありません。

 

 

7. 好意的に耳を傾けてくれる人を探し出す

いざ話し始めるとなったら、まず深呼吸をし、聴衆の中から好意的に聴こうとしてくれている人を探しましょう。

 

そしてその人に語りかけるつもりで話し始めるのがよいでしょう。

 

もちろんその人にばかり話しかけてはいけません。

 

しかし時どきその人を見て、自分の話を受け止めてくれている人の存在を確認することは、あなたの気持ちにとって役に立つはずです。

 

 

8. ほほ笑み

ほほ笑みを見せればほほ笑み返してもらえるのは、日常生活だけではありません。

 

人前で話すなど、メッセージを一方的に発信するように感じる場面でも同じことなのです。

 

 

9. 早めに会場に着く

早めに会場に入り、自分が話をする場所をあらかじめ確認し、その会場の雰囲気をつかんでおくのも有効です。

 

場所に慣れておくことで、自分の神経を話すことにより集中することができます。

 

 

10. どんな聴衆を想定しているか?

どんなトーンで話すか、ということもとても重要です。

 

想定している聴衆のタイプを意識し、そのタイプに合わせて自分の声のトーンや言葉遣いなどを適正なレベルに持ってゆけるようにしましょう。

 

 

www.telegraph.co.uk