フィットネスの本当の目的は減量ではないことを再認識させてくれるインスタグラムの写真が話題
オランダのフィットネストレーナー「Yola」さんある写真が最近話題になっています。 それがこちら。
左は2013年、今から3年前にフィットネスジムに通い始める前のYolaさんの自撮り。
右は3年後の2016年、見事に割れた腹筋を見せるYolaさん。
この自撮り写真を見る限り、3年前(左)は余分な脂肪がついていますが、現在(右)ではその余分な脂肪をきれいにそぎ落としてスリムアップした体に見えます。
しかしこの画像にあるように、3年前の体重は58kgで、現在の体重は64kg、実に6キロ増量しているのです。
そしてこうコメントしています:
「体重なんて単なる数字に過ぎません。」
そのとおり。
適正体重などというものは、体質、身長、職業などによって人それぞれです。
そんな基本的なことをYolaさんはあらためて教えてくれています。
Yolaさんのインスタグラムのフォロワーの一人は「この体重以下じゃないどダメ!なんていう目標は持たないようにするわ」とコメントしています。
また別のフォロワーは「私はトレーニングを始めたら体重が増え出したので、パニックになっていました。でもこれを見て安心しました」と自分のエクササイズが正しいことを再認識しています。
よく知られていることですが、筋肉は脂肪よりも重くなります。
したがって、まず食事制限をして脂肪を落とすといったん体重は減りますが、そのあとトレーニングをして筋肉を増強してゆくと、また体重が増え始めるのです。
私たちは、体重をまわりの女の子たちより減らすためにフィットネスに励むのではありません。
適度な筋肉をつけ、きれいな姿勢を保ち、体の代謝を活発にし、健康的な美しさを実現するためにエクササイズをするのです。
Yolaの写真は、フィットネスの本当の目的を再確認させてくれます。