学校では教えてくれないけど「より良い人生のために知っておくべきこと」とはなに?

 

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問題に直面したとき、「学校で教えてくれていたらよかったのに」と思ったことはないでしょうか?

以下は、若い人たちが学校で教わるべきだと思うことを、各界の著名人が語ったものです。

 

すべてが自分にとって必要ではないかも知れません。

しかし、「知らなくても何とかなるよ」ではなく「少しでも良い人生を送るために知っておこう」という気持ちが必要なのです。

 

 

ファイナンスの知識「予算内で管理すること」 リチャード・ストニアー(公認会計士

 

ゲームを買うためにお小遣いをやりくりする小学生も、新しい分野への進出を狙う大企業の経営者も、財務管理の能力を身につけることは必須です。

それにもかかわらず、学校では教えてくれません。

予算をたててマネーを管理することを学校でもしっかり教え、子供や若者たちが賢い消費者、賢い投資家となることの重要性を学ぶべきなのです。

 

 

栄養についての知識「健康な食品について学ぶ」 アダム・シモンズ(シェフ)

 

学校では「家庭科」と呼ばれている授業で料理などの家事について勉強しますが、栄養については十分に説明されることがありません。

しかし栄養の大切さは学校教育に含まれるべきだと私は思います。

食べたいものを食べればいいのではなく、どの食べ物にどんな栄養があって体にはどんな影響があるのかを正しく理解し、それを料理に活かしていくことが大切なのです。

 

 

プログラミングの知識「自分自身の成長、身の回りの改善」 アントニー・ウォーカー(英国IT産業グループの代表)

 

若い人たちがテクノロジーを使って独創性を発揮しているのを見るのは素晴らしいことです。

その独創性が発揮されるためには、プログラミングが役に立ちます。

また現代の世界を理解するためには、自分たちが毎日使っているテクノロジーがどのように動いているのかを分かっている必要があります。

同時に、毎日私たちが使っているIT機器が今まで想像され、創り出され、プログラムによって動いているということを理解することがとても大切です。

今までどんどん改良されてきたように、これからも改良し発展させていくものなのだということに気付いてほしいのです。

 

 

セックスの重要性「ベッド上でのマナーを学ぶ」 シンディ・ギャロップ(広告コンサルタント

 

親たちは子供を行儀のいい人間に育てるため、職場でのマナーや自分のしたことに責任を持つことの重要性を教育してきました。

しかしベッドの上でのパートナーに対する正しいマナーなどを教えることはないのです。

相手との共感、優しさ、寛容、正直などは、私たちの生活や仕事にとって大事であると同時に、セックスについても大事なのです。

セックスの重要性、セックスについての正しい態度を教えてゆけば、それが社会一般の常識となり、レイプなどということは起こらなくなるでしょう。

 

 

LGBTについての理解「他人のもつ境界線や信念を尊重する」 ピーター・タッチェル(人権活動家)

 

性教育や男女関係の教育は、早くから行われるべきです。

もちろん年齢相応の教育内容であるべきですが、小学校の始めから学校生活を通して行われるのが望ましいでしょう。

お互いの同意、虐待、相手の感情、性同一性障害、男女関係で問題を抱えたときにどう対処するか、セックスにまつわる健康、自分の性欲をどう対処するか…

こういったことが学校で教えられるべきなのです。

 

 

自分から学ぶ態度「ほかの人が教えてくれるまで待たない」 ヴィヴィアン・ウェストウッド(ファッション・デザイナー)

 

両親も先生もあなたを「真実」から守ろうとします。

つまり、私たちは自分で学習しなければいけません。

真実は自分で見つけることができるものなのです。

 

   

 

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