ネガティブな考えをもたなくなるためにはポジティブな考えで頭をいっぱいにすることが一番
ネガティブな考えを頭の中からなくしたい。これは多くの人たちが一度ならず抱いたことのある気持ちだと思います。しかし、残念ながらネガティブな考え・気持ちというものは、非常に強く残り続けて私たちを悩ませるものです。
ここではその対策として、あえてネガティブな考えと戦おうとせずに、ポジティブな考えや気持ちをどうやって大きくしていくかについて考えたものです。
ここに挙げられた5つのポイントのうち、どれか一つでもいいのでさっそく今日から取り組んでみましょう。
1. ものごとのいいところ見るクセをつける
自分をみじめに感じてしまう原因のひとつは、やはり嫌なことを思い出してしまうことです。つまり、どんなシチュエーションでも、そのポジティブな部分を見るクセをつけることが大事です。まずは身の回りのことに感謝することから始めましょう。感謝すると自分が幸せに感じるだけでなく、周りの人も感謝されるようになり、お互いにいい時を共有できるようになります。
2. 得意なことをやり続ける
必ずしも商業的に成功してはいなくても、自分の道を追い求めているアーティストたちが幸せを感じている理由は何でしょうか。それは自分が得意である分野をどんどんと追及しているからです。自分の得意分野を突き詰めていくことは、前向きな考え方を強くしていきます。まずは自分の得意分野を見つけ、それにできる限り時間をかけるようにしましょう。自分の仕事や生活の中にある種の流れのようなものを感じることが出来るようになると、自分の生き方を自分でコントロールできるようになります。
3. 好きな人たちといっしょの時間を増やす
ありがたいことに、不幸せな感情よりも幸福感のほうが共有されやすいものです。そのためにはできる限り自分が好きな人たちと一緒に時間を過ごすようにしましょう。意識せずに自分の生活のクオリティが上がっているのを感じるでしょう。
4. もらうのではなく、与える
ちょっと聞くと「?」と感じてしまいますが、他人により多くを与えると、その分自分の幸福感が増してゆくものなのです。もらうよりも与えるほうが幸せを大きく感じるというのはあまりピンとこないかも知れませんが、これは何もお金のことだけではありません。時間、労力、小さな親切など、どんなことでもいいのです。これが少しずつ「与え合う」流れをつくり出し、いずれ自分に戻ってくるようになります。
5. 忙しくし続ける
自分ではいい気分でやっていると感じていても、実は単に便利で簡単だから続けているだけというものがあります。ソファに座ってテレビを観るなとどいうのは、たしかにいい気分ですが、それは単に簡単で便利だからやっているだけです。しかしそれが果たして幸せにつながっていくか、と考えてみると、決してそうとは言えないでしょう。
何かに取り組んで忙しくしているとき、人は意外にも幸せに感じていることが多いものです。頭も体も何かに取り組んでいているときは、精神が集中しており、あれこれと余計なことを考えなくなります。人は余計なこと、考えなくていいことを考えているときに、ついネガティブな感情を持ち始めてしまうのです。とにかく忙しく働き続けることは、自分を幸せにする積極的な生き方と言えるでしょう。