より幸福を感じるために今日から出来る10のコツ
世の中には幸せな人たちがいますが、彼らはよい波が訪れてくれるのをただ座って待っているわけではありません。
どのようなものでも幸せのきっかけになるものであれば、それを試してみる人たちなのです。
彼らは自分にとって意義のあるものを求めて努力しています。たとえば新しい外国語を学ぶ、仕事に関する技能を学びなおす、子供を育てる、などなんでもいいのです。
幸せになることで、人生の目標や方向が見えてくるようになります。
個人差はありますが、人が感じる幸福感の50%は遺伝子に受け継がれており、10%はその人の生活環境やおかれている状況に左右されますが、残りの40%はその人の心の持ちようである、という見解もあります。
つまり、自分の幸せの40%は自分でコントロールできるということなのです。
以下、ちょっとしたコツをご紹介します。一つでもいいのでさっそく今日から試してみましょう。
1.他人に親切にすることを覚える
周りの人に喜んでもらえることをしましょう。知っている人でも、知らない人に対してでもいいのです。その時の流れで思いついたことをしてもいいですし、前もって考えておいたことを実行するのでもいいでしょう。匿名で人助けをしてもいいですし、直接その人に手を差し伸べてもいいでしょう。
2.「感謝日誌」をつける
週に一回、ありがたいと思ったことを思い出しノートに書き付けるという習慣を身に付けている人は、つけていない人よりエクササイズを多く行い、健康問題も少なく、その後の一週間、さらには生活全体についてより前向きでいられる、という研究結果が出されています。
3.精神面に集中する
アメリカでは、地元の教会、シナゴーグ、モスク、などに参加している人たちは、より強く幸せを感じる、という研究結果が多く発表されています。決して宗教に関するものである必要はなく、精神面について書かれた本を読むだけで、同様の効果が見込まれます。
4.モノを買うのではなく、経験を買う
愛する人たちとのホリデーや、ショーやコンサートのチケットを買うのは、そのお金でモノを買うよりもあなたを幸せにしてくれます。このような経験によって、あなたは周りの人たちに親近感を感じるようになるのです。ファンである野球選手と同じアクセサリーを買うより、野球の観戦チケットを買い、友達や愛する人と時間を共にすることを選ぶのがよいでしょう。
5.経験をもたらしてくれるモノを買う
それでも買い物がしたいですか?では、その買物欲を、スポーツなり音楽なり、自分の好きな分野に向けてみてはどうでしょう。経験できるモノ、たとえばスポーツ用品や楽器などは、親しい人たちと楽しい時間を過ごすきっかけを与えてくれる買物になります。たとえボードゲームであったとしても、友達と一緒に楽しめるものとして、価値があるのです。
6.SNSにあまり時間を割かない
フェイスブックなどのSNSに時間を多く使っている人は、自己評価を低くしがちで、他者とのつながりを持たず、前向きな気持ちが少なくなる、という研究結果が出ています。またSNSのせいで、上方比較(自分より優れた他者との比較)をしてしまうため、実際よりも自分を悪く感じてしまう傾向にあります。
7.メールのチェックをやめる
つねにメールをチェックしている人は、一日に3回しかチェックしない人に比べると、より強くストレスを感じる、という研究結果が出ています。メールのチェックをしないというのはとても難しいことです。「受信ボックス」をチェックしたいという誘惑にどうしても抗えず、これを我慢するともっとストレスを感じてしまいそうです。しかし、それでもチェックする回数を減らせば、ストレスは軽減されることが分かっています。
8.お金ではなく、時間を優先する
私たちはお金を第一に考えてしまう傾向があります。しかし、その代わり時間を優先して考えることで、時間というのがとても貴重な資源であることを発見するでしょう。その結果、時間をどのように使うか、私たちはより真剣に考えるようになります。そして私たちは、自分がより満足し幸福を感じられるように時間を使おうとするのです。
9.自分の活動に没頭する
テニスを楽しんでいて、ガーデニングに夢中になって、新しい楽器の練習をしていて、大好きな料理をしていて、その活動に没頭してしまった経験を思い出してみましょう。新しいものに挑戦してもいいですし、今までやっていたものを深めてもいいのです。自分の頭とカラが独占されてしてしまうような活動に没頭する時間を、できる限り多く持つようにしましょう。
10.失敗を受け入れる
私たちは何が上手くいくかを知る前に、何が上手くいかないかを知る必要があり、失敗とはそのための手段なのです。成功している人は、その前に何度も失敗をしているのです。USのボノは言っています「経験を積み、教訓を学ばなければ成功はできない。そしてその経験と教訓は、失敗を通して学ぶのが最高で唯一の方法である場合が多い。あることを試し、それが上手くいかなければ、必要な改良を加えればいいのだ」。
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