ダイエットについて勘違いしそうな10のこと

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先日、こちらの記事でエクササイズについて私たちが勘違いしている可能性のある4つのポイントご紹介しました。

 

nakamotokun.hatenablog.com

 

しかし私たちはエクササイズだけでなく、ダイエットについてもやはり思い込みや誤解のある可能性があります。

 

ここでは、もしかしたら勘違いしているかもしれないこと10項目についてあらためてチェックしてみましょう。

 

 

1. いつも“低脂肪”とか“ダイエット用”と書かれているものを選んでいる?

マーケティングの手法に乗せられてはいけません。 たとえば「ヘルシービスケット」といってもやはりビスケットなのですから、普通のビスケットと同じくらいのカロリーや砂糖が含まれている可能性があるのです。

 

食べ物を買う時は、いつも原材料をチェックするようにしましょう。 サラダそのものはヘルシーですが、クリーミーなドレッシングがたっぷりとかかっていたら、むしろハンバーガーよりもカロリーを多くとってしまうことになりかねません。

 

2. ウェイトトレーニングなどの無酸素運動よりもランニングなどの有酸素運動のほうが効果的?

ウェイトトレーニングは筋肉をつけ、代謝機能を上げるために最も効果的なエクササイズ法の一つであることは研究によっても証明されています。 また身体組成を向上させ、脂肪の燃焼を促す効果も認められています。

 

3. 15分の筋トレよりも1時間のランニングマシーンのほうが効果的?

ランニングマシーンで1時間走れば、減量効果は最大になると信じている人がいます。 しかし、必ずしもこれが当てはまるとは限りません。

 

HIIT(高強度インターバルトレーニング)と呼ばれるトレーニング法があります。 低強度や中強度のトレーニングのあいだに短時間の高強度トレーニングを織り込んで行うトレーニング法です。 このHIIT法のほうが短かい時間で効果が得られるといわれています。 また代謝機能を改善できるという調査結果も出されているため、減量効果も期待できるでしょう。

 

4. 睡眠時間は長いほうがいい?

十分な睡眠時間がとれないと健康な生活は難しくなり、その結果ダイエットも難しくなってしまいます。 しかし、かつて行われた調査では6時間睡眠の人のほうが7~8時間睡眠の人よりも翌日に燃焼するカロリーの量が多いことも分かっています。 睡眠時間を長くとればいい、というものではないのです。

 

5. 無理そうな目標でもがんばればできる?

非現実的な目標を掲げても、あとでがっかりするだけです。 過去10年間一度も着たことがないドレスサイズを目標にするよりも、とりあえず達成しやすい目標を決めるようにしてください。

 

モチベーションを維持するために効果的な方法は、最終目標だけではなく、いわゆる「ミニ目標」を一か月ごとに決めて実行していく、というものがおススメです。 決して「完璧な自分」を作り上げることが目標ではありません。 いまよりキレイになって、毎日を楽しむために自分の体重をコントロールできることが大切なのです。

 

 

 

6. 細くなるためには脂肪を減らすべき?

私たちはダイエットと聞くと「脂肪を減らして体重を落とすこと」のように感じてしまいます。 しかし大事なのは体重を減らすことではなく、健康的なボディラインになることです。

 

筋肉は脂肪よりも密度が高いということを思い出してください。 つまり、同じ量ならば脂肪よりも筋肉のほうが重いのです。 カラダが締まって細くなっても、筋肉がついていれば体重はそれほど減ることはありません。

 

脂肪を減らして体重を落とそうとするのではなく、適度な筋肉をつけ引き締まった体にすることを目指すほうがいいでしょう。 そのためには体重計の数字よりも鏡に映る自分のボディラインに注目したほうがいいのです。

 

7. 水分はあまり摂りすぎないほうがいい?

水分を十分にとることで、余分なカロリーを燃焼させ、また健康的な空腹感を覚えることができます。 また頭痛を防いだり体を動かしやすくする効果もあります。 トイレでは自分の尿の色をチェックしてください。 いつも色の薄い尿が出るよう、水分補給を欠かさないようにしましょう。

 

8. 一日に何度も体重を測ったほうがいい?

いざダイエットをするとなると、つい体重計の数字が気になります。 朝と夜の2回、必ず体重をチェックする人もいるでしょう。 しかし夜よりも朝のほうが体重は軽くなります。 またしばらくトイレに行っていないと、体重は重くなります。 このように同じ24時間内でも体重の変動があるのです。

 

体重計に乗るたびにダイエットが成功だ、失敗だと悩むのはナンセンスです。 一週間単位で体重をチェックするくらいのペースがちょうどいいでしょう。

 

9. 食べる量は減らしたほうがいい?

私たちの体は十分なカロリーを摂取しないと、カロリー不足を補うためにエネルギーを蓄積するように働いてしまいます。 また、必要な量の食事をとっていなければエクササイズをする体力もなくなってしまうでしょう。

 

暴飲暴食はダイエット以前の問題として、健康のために今すぐやめるべきですが、ダイエットのために食べる量を減らすという発想はいったん捨て、エクササイズに集中するようにしましょう。

 

10. 肉は食べなくていい?

タンパク質は毎日摂取しなければいけない栄養素です。 足りなくなると筋肉の維持が難しくなります。 タンパク源として、肉をまったく食べないのはおススメできません。 ベジタリアンの人は、肉の代わりに豆類を意識的に食べ、タンパク質不足を防ぐようにしましょう。

 

 

 

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