クリエーターたちが「消費者」ではなく「フォロワー」に集中するべき理由

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もしあなたがクリエーターや芸術家ならば、趣味でやっているのではない限り、自分の作品が売れることが最も大切なことのひとつになるでしょう。

 

しかし数多くのクリエーターたちがこの最大の問題の前で動けなくなっていることも事実なのです。

 

ここではこの問題をどう突破していくか、その一つの考え方をみていきましょう。

 

露出を増やす

自作の音楽をオンラインで聴けるようにしているミュージシャンたちは数多くいます。

 

彼らはストリーミングや動画配信チャンネルを活用して、自分の作り上げた作品を無料で聴いて(観て)もらうのです。

 

これは自分のブランドや名前が最大限に人目に触れることを目的に、自分の作品を世に送り出しているのです。

 

これは作品づくりをしている人たちすべてに当てはまります。

 

作品を買ってくれる可能性がある人の目により多く触れるためには、どのように表に出すか、人目に触れさせるかがカギとなります。

 

SNSを最大限に活用した二つの例

またソーシャルメディアをうまく使っているクリエーターも多くいます。

 

ヴィジュアルアーティストのロス・トランはYouTubeを使って成功した人の一人です。

 

チャンネル「Ross Draws」を2011年の終わりに開設。

 

数百万人を超える視聴者を抱えており、YouTubeチャンネルだけでなくファンの集いなども開催してその知名度を上げてきました。

 

こうして収益を上げながら、そのお金を自分の作品づくりに回すことが出来るようになるのです。

 

ケヴィン・ルーは2012年、最初のカメラを手に入れました。

 

その後一年足らずで、それまで働いていたエンジニアの仕事を辞めることが出来るレベルにまでインスタグラムのフォロワーを獲得することができたのです。

 

現在ケヴィンはインスタの1投稿あたり最高で3,000ドルを稼げるほどのブランドに成長しました。

 

やり手の芸術家たち

こうしたアーティストたちの成功例は、「芸術家・クリエーターとしてのスキル」と「ビジネス・スキル」を混ぜ合わせるという方法があることを意味しています。

 

彼らは「やり手の芸術家」ともいえるでしょう。

 

夢をつかむと同時に、優れた仕事を残しているのです。

 

彼らは力のある業界人たちに頼ることなく、自分たちの作品を発表することが出来ます。

 

中には自分のテレビショーを持ったり、レコード契約を結んだりする人まで出てきています。

 

ブランドの確立を目指す

人の集まるところにはお金が流れ込んできます。

 

彼らには数多くのフォロワーがいるため、それが大きな収益につながっているのです。

 

収益を上げるためには、ブランドの「フォロワー」と単なる「消費者」との違いということに目をつける必要があります。

 

多くの人たちがフリー(無料)でものを手に入れることを望んでいる現代、ブランドを確立してゆくことで消費者だけしかいないマーケットからフォロワーのいるマーケットにまで上っていくことが出来るのです。

 

単に消費者たちに作品を売り飛ばして終わり、ではいけません。

 

作品を発信し続けることでブランドを確立し、フォロワーを獲得してゆくことで、芸術家やクリエーターたちは収益獲得をはかることが出来るでしょう。

 

 

 

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