お肌にいいコラーゲン どんな食べ物がいい?
コラーゲンが肌にいいというのは、すでに多くの人に言われていることです。
コラーゲンを含んだ基礎化粧品やサプリメントなども多く出回っています。
同様に食べ物からもコラーゲンを摂取できれば、より自然な形でお肌への負担も少なく済ますことができるでしょう。
では、どんな食べ物でコラーゲンを取るとよいのでしょうか。
ニンニク
ニンニクにはαリポ酸やタウリンなどの成分が多く含まれており、これらの成分はダメージを受けたコラーゲンを回復させる力があります。
またニンニクには硫黄化合物も含まれていて、これはコラーゲン生成の重要な成分でもあるのです。
ベリー類
ブルーベリー、ストロベリー、ブラックベリー、ラズベリーなどには抗酸化物質が豊富に含まれています。
抗酸化物質は活性酸素の過剰な活動を抑える働きをし、お肌の老化を防ぐ効果があると同時に、コラーゲンの生成を促す効果もあるといわれています。
魚肉、脂肪分の少ない肉
サバ、サケ、マグロなどの魚や脂身の少ない肉にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
この成分は、皮膚の細胞を保護する働きがあります。
お肌をつくっている細胞をふくよかにすることで、お肌全体に張りが出てくるのです。
また肌の炎症を防いでくれるアミノ酸も多く含まれています。
野菜
やはり野菜は栄養の宝庫です。
コラーゲン摂取のためには、ホウレンソウやケールなど濃い緑の葉の野菜がとくにおすすめです。
これらの野菜にも抗酸化物質が含まれており、コラーゲンを破壊してしまう活性酸素の活動を抑えてくれます。
またテーブルビート、トマト、赤ピーマンなどの赤い野菜にはリコピンが多く含まれています。
このリコピンもやはりコラーゲンの生成を促し、また日の光によるお肌へのダメージから守ってくれる働きもあります。
ニンジンやサツマイモなど、薄い赤色の野菜にはビタミンAが豊富に含まれており、こわされたコラーゲンを元に戻す働きがあることが分かっています。
豚骨スープなど、骨から出汁を取ったスープ
豚骨ラーメンのスープなどは、時間がたつと表面に膜が出てきますが、これこそコラーゲンです。
必ずしも豚骨である必要はなく、鶏の骨でスープをつくってもやはりコラーゲンを摂取できます。
こってりスープをあまり好まない女性も多いようですが、コラーゲンのためにはこの上ない味方なのです。