本物のクール・ビューティ グレース・ケリーの美貌の秘密を探る
ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』などのサスペンスや、『モガンボ』『喝采』などの名作で知られるハリウッド女優グレース・ケリー。
その美貌は「クール・ビューティ」の規範となり、今でも多くの女性があこがれるところです。
また、モナコ公国の皇太子と結婚しハリウッドから引退するという、私生活でもその美しさの頂点を極めた女性です。
彼女の美貌は生まれつき恵まれた部分もあったはずですが、それでも何か私たちが真似できることはないだろか?と思い、興味深いエピソードをまとめました。
自分自身でメイクをする
あの美貌は決して超一級のスペシャリストによるメイクではなかったのです。
もちろん映画出演の際には専門のメイクさんが楽屋にいて、監督の指示どおりの顔や髪型になるよう手を加えていました。
しかし、ふだんは自分自身で自分の美貌を引き立てるメイクとヘアセットを行っていたといわれています。
輪郭を強調するメイクをした
現在は「コントゥアリング」と呼ばれる輪郭を強調するメイクが、セレブたちの間で多く用いられるようになりました。
しかしこれを最初に始めた(少なくともその一人)はグレース・ケリーであったといわれています。
彼女は自分のほほ骨にそって薄く色づけをしてゆくことで、その美貌を引き立たせていたのです。
ハンドクリームを手放さなかった
グレース・ケリーは手の潤いを保つことにいつも意識を向けていました。
彼女のそばで一緒に働いていた人があるとき、そこまで手を意識するのはなぜですか?と聞いたところ、彼女はこう答えたといいます。
「女性の年齢は、体のどの部分よりも早く手に現れるからよ」。
健康を重要視していた
グレース・ケリーは自分の健康にとても気を使っていました。
たくさん水を飲む、たばこは吸わない、水泳をする・・・またヨガをやっていたとも言われています。
若いころはバレエもしていました。
映画撮影の合間にスナックとして口にするものは、ニンジン、セロリ、ドライフルーツなどでした。
なんと自分の体型についてコンプレックスを持っていた
グレース・ケリーは、なんと自分自身のウエストを嫌っていました。
理由は「細すぎるから」ということだそうです。
また自分の脚は長すぎると感じていた、という話も伝えられています。
本人にとってはコンプレックスになっている部分が、ほかの人たちをうらやましがらせるような美点になる、その典型的な例のようです。
クリードの香水を使用していた
「Creed's Fleurissimo」は彼女がモナコ王室に嫁ぐその結婚式の日に、ブライダルブーケに添えられて贈られたものです。
もちろん、夫となるモナコ皇太子からの贈り物でした。
彼女にあやかってその香りを身にまとってみるのもよいでしょう。