健康管理はやはり自己責任・・・ 意識しおきたい5つのポイント

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かかりつけのお医者さんがいたり、毎年必ず人間ドックや健康診断に行っている人は数多くいます。

 

しかし、それは単に補助的な役割に過ぎないことを覚えておく必要があります。

 

何か問題が発生したときには、かかりつけのお医者さんに相談する。 ふだんの生活習慣を見直す必要がないかを確認するため、人間ドックに行く。

 

しかし、あくまで自分の体は自分が「管理者」であることを意識しなければいけないはずです。

 

では、管理者として私たちはどうすればいいのでしょうか。

 

 

1. 医療記録をとっておく

子供の頃からずっと診察してくれているお医者さんがいる場合は別ですが、そうでない限り、自分の医療関連の記録がひとつの場所に保管され続けていることはまずないでしょう。

 

また、通常は内科、外科、耳鼻科、眼科・・・と症状ごとに別々の先生に診てもらうことになりますので、自分の「体全体」の記録が一箇所に集められていることは通常期待できません。

 

いつどんな症状で、どのような薬を処方されたか。

体のどの部分にどんな症状を持っていた/いるのか。

過去に受けた治療にはどのような履歴があるか。

 

こういったことを、その時期を含めてしっかり記録して置くようにしましょう。

 

 

2. お医者さんには情報を提供する

次に新しくお医者さんに見てもらうとき、上記の自分の医療履歴を説明できるようにしておくと、スムーズに診療が進みます。

 

また今かかえている症状が、過去に経験した症状と比べてどんな感じなのかを理解できていると、自分で自分の症状を把握しやすくもなるのです。

 

お医者さんが診察し、対処法を決めるときに、できる限り多くの情報があったほうが役に立つことはいうまでもありません。

 

診察で与えられる時間は限られています。 必要なことを的確に伝えられるように、準備しておきましょう。

 

 

3. 健康を害してしまう要因を自分でコントロールする

しばしばいわれていることですが、私たちの健康な体は毎日の生活習慣にかかっています。

 

しっかりとした食事、エクササイズ、そしてリラックスしてストレスを解消する時間を取っていますか?

 

それとも、ソファに座ってタバコとお酒を手にしながらテレビを見たり、睡眠不足だったり、心配事に囲まれながら暮らしている状態ですか?

 

お医者さんには短い診療時間しかありませんので、症状の診断はできますが、一人ひとりの健康習慣に関する細かいアドバイスまですることはできません。

 

分からないことがあれば、その場で聞くようにしましょう。

 

そこで教えてもらったことを、どのように自分の生活に取り入れてゆくかという点については、やはり自己責任となるのです。

 

また、一般的にどのような生活習慣が健康によいのか(または悪いのか)という情報は、巷にあふれています。

 

それらの中から、自分が実践できそうなものを徐々に取り入れてゆく必要があります。

 

しかし、自分はそのどれを取り入れることができるかを判断するのは、これまた自己責任といえるでしょう。

 

 

4. 自分自身でも勉強を欠かさない

自分の健康履歴を把握することにもつながりますが、すべて医者まかせにせず、自分でよく勉強することも大事です。

 

勉強と言っても、参考書とノートを用意して試験のために覚える勉強ではありません。

 

上記にもあるように、周りに多くある情報から自分に当てはまるものについてアンテナを高くしておき、役立ててゆくよう工夫することです。

 

注意したいのは、ネット上の医療情報を自分なりに解釈して、健康状態について自己診断をしてしまうことです。

 

ネット上の情報は手っ取り早く、また最新のものにアップデートされている可能性も高いため、活用することはよいことです。

 

しかし、たとえば闘病経験のある人が綴ったブログなどを読んだことで、自分の感情面に悪い影響を受けるようなことは避けたいものです。

 

診断そのものはお医者さんにしてもらうこと、という鉄則は忘れないようにしておきましょう。

 

 

5. 医者は医療の専門家、あなたは自分自身の専門家

あなたの体はあなたがいちばんよく知っています。

 

体調がいいのか、それともふだんに比べて今ひとつなのか。

 

自分の体の声に耳を傾けてください。

 

特に40歳を超えたら、どのような病気が発症してもおかしくない、というお医者さんもいます。

 

自分の体について「?」と感じることがないかどうか、それは自分自身の専門家であるあなたの仕事なのです。

 

そしてその「?」について医療としてどう応えてゆくかを決めるのは、医療の専門家であるお医者さんにまかせるようにしましょう。

 

 

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