食事前の500mlの水が減量を促進することが判明

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食事の前に500mlの水を飲むことが減量の手助けをしてくれる、ということが分かりました。

 

これは肥満気味の成人84人を対象に12週間にわたって行った調査の結果です。

 

各参加者には体重管理が調査項目に加えられ、生活習慣や食事内容、そして日々の運動量を増やすためのアドバイスを与えられました。

 

その後、参加者は2グループに分けられ、41人は「各食事の30分前に水を飲む」、ほかの43人は食べ始める前に「自分はお腹がいっぱいだと想像する」、とそれぞれ指示を受けました。

 

水を飲むグループに許されたのはふつうの飲料水のみで、炭酸水や水以外の炭酸飲料、甘味料のくわえられた飲み物などはすべて禁止されました。

 

   

 

【減量結果にはっきりと差が表れる】

この結果、食事前に水を飲んだ人たちは、「おなか一杯を想像した」グループに比べて、平均1.3kg多く減量できたことが分かりました。

 

また水を飲んだグループのうちでも、一日3回の食事前に水を飲んだ人のほうが、それより飲む頻度の少なかった人に比べて、より多く減量できたことも分かりました。

 

一日3回食事前に500mlの水を飲んだ人は12週間で4.3kg減量した一方、一日1回しか飲まなかった、もしくは全く飲まなかった人は平均0.8kgしか減量できませんでした。

 

【あくまで減量を「助ける」効果】

この結果をうけ、医師や専門家たちはダイエットの一つの方法として広めるべきだ、という評価する声が上がっています。

 

水を飲むだけですので、体にも精神的にも負担がありません。またお金もほとんどかからなくてすみます。

 

しかし一方、あくまで減量を「助ける」効果がある、ということに注意しましょう。

 

この調査の参加者たちは、水以外に食事内容を改善し、適度な運動も実行しています。

 

その上で、食事の30分前に水を500ml飲むことで、その減量効果がより高まったということです。

 

まずは食事内容の改善と適度な運動を実践することから始めましょう。

 

www.dailymail.co.uk