モチベーションをあげる5つの方法
「成功に必要なのは時間と汗をつぎ込むことである」ということはみんな知っています。
しかし、何をするべきか分かっているということと、実際に自分がそれを行うということの間には、おおきな溝があります。
では、その溝をどのように狭めてゆけばよいでしょうか?
あるQ&Aサイトに挙げられた「どのようにモチベーションをあげればよいか?」という質問に対して多くの回答があり、そのなかで誰でもできる5つの方法をここにまとめました。
1. 最終目標を明確にする
気分が乗らないときや疲れに悩まされているときに自分のモチベーションを保つ方法は、特別な“仕事の効率をあげるテクニック”などではありません。
単に「なぜ私は今この作業をやっているのか」ということをはっきりさせることです。
自分のしていることを「大変な仕事」とか「一生懸命やらなければいけない仕事」などとは考えるのはやめましょう。
自分のやっていることは、「なりたい自分」になるための過程の一部であると考えましょう。
誰でも「やらなければいけないこと」をするのは大変なことに感じてしまいます。
いったん何かをすると決めたなら、難しい・イライラする・できないかもしれない、などとは考えないようにしましょう。
その代わりに、「なりたい自分」になるのはどのような気分だろうかと考えたり、この仕事を終わらせたらどれほど誇らしいことだろうと想像したりするのです。
自分に聞いてみましょう―あなたが「なりたい自分」であったとしたら、どのような行動をしていたでしょうか?
2. 自分の体調をケアする
モチベーションがあがらない原因が、精神ではなく身体にある場合もあります。
私たちの意志はいつでも最高潮になることができますが、もし自分の仕事を終わらせるのに十分なエネルギーがないとしたら、モチベーションそのものを維持することも難しくなります。
疲れていませんか?
睡眠は十分ですか?
不快な感覚がおさまらず、続いていますか?
特に思いつく理由もないのに、いつも悲しかったり、イライラしたり、無気力だったりしますか?
もしそんな症状があれば、できればお医者さんに診てもらい、カラダに万が一の支障がないかチェックしましょう。
7~9時間の睡眠をとり、なにか不調を感じるときはカラダの声に耳を傾け、その不快の原因を見きわめ、対応するため最善を尽くしましょう。
体調がベストではない状態で一生懸命働くようモチベーションを保つのは、とても難しいことです。
3. モチベーションではなく、習慣にする
意志の力だけで仕事を続けるというのはきわめて難しいことです。
習慣の力で仕事を続けるほうが簡単でしょう。
モチベーションや意志の力と言うのは、限界のあるものです。
しかし習慣となってしまえば、意志の力を必要としません。
まずはモチベーションや意志の力を使って、自分のなかに習慣を確立してしまいましょう。
効率を上げてくれる小さな習慣から始めると、効果を感じられるはずです。
たとえば、「一日に15分間は歩く」とか「短時間にものすごい集中力で仕事をする」などを試してみましょう。
ここでいう「習慣」は「毎日のスケジュール、日課」と考えても同じことです。
いずれにせよ、自分の生活に取り込んでしまうことで、意志の力に頼らずに仕事を進めることができるのです。
4. 大変なことも受け入れる
ボディビルダーたちの格言を思い出しましょう「痛みのないところに、成果なし」。
何度も聞いたことですが、やはり楽な状態のまま能力を伸ばしてゆくことはできないのです。
大変だという理由だけでモチベーションを下げてしまわないようにしましょう。
むしろ、大変でもがんばっているという状態のほうが見込みがあるのです。
5. 自分に“ワイロ”(または“罰”)を与える
モチベーションを上げる方法は、なにも難しい精神論だけではありません。
「飴とムチ」という、犬にしつけをするのと同じやり方は、自分に対しても有効な方法のひとつです。
ご褒美(飴)とお仕置き(ムチ)ともに役に立ちます。
例えば、本を読むときに期限とご褒美を決めます。
もしアイスクリームが好きならば、この本を読み終わったらすぐアイスを食べていい、ということにしてみましょう。
とても些細なことに見えますが、とても効果があります。
出典: