何でも後回しにするクセをなおしたい 「私はこうやって克服した」5人の例
【これをやったらいい気分】
毎朝、「今日・・・をやったらとてもいい気分になれる」とノートパッドに書きつけます。
「やらなければいけない」ことを「いい気分になるためにやる」という意識でとらえる訓練です。
「・・・」の部分は一つでもいいし、二つ以上でもいいでしょう。
気を付けたいのは、これはいわゆる「やることリスト」ではない、ということです。
ですからたとえやり遂げられなくても、自分を罰するようなことをしてはいけません。
あくまで「いい気分になるためにやる」という意識をするだけで、先延ばしにしてしまうことが減って来るはずです。
【7分ルール】
以前、友人に教えてもらった「7分ルール」がとても役立ちます。
これはもし7分以内にやり終えることができるのであれば、今すぐやってしまおう、というルールです。
上司にメールを出す、会議のスケジューリングをする、明日のランチをバッグに入れる、デスクの上を片付ける、ゴミを出すなど、ついつい後回しになっているものの多くが、実は7分以内で終わらせることができるものばかりです。
【今じゃなければ、いつ?】
私は自分の腕に「今じゃなければ、いつやるんだ?」というタトゥーを入れています。
そうすることで、毎朝起きるときこの言葉が目に入るのです。
もちろん、すべての人にできることではないのは分かっています。
タトゥーではなくても、紙に書いて貼っておく、スマホの待ち受け画面にこの言葉を載せておく、など必ず目に入るところに置くだけで、意識に刷り込まれていくはずです。
【一日後/一週間後の自分を想像する】
「将来の自分」を想像します。
これはよくあるアドバイスに聞こえるかもしれませんが、必ずしも来年の自分とか、3年後の自分など長期的なスパンで想像する必要はありません。
一日後、一週間後、一か月後の自分でいいのです。
一日後の自分が想像どおりになっているためには、今日中にシャツにアイロンをしておき、明日の朝の準備は寝る前にしておくべき、ということになるはずです。
来週まで放っておくとトラブルになりそうなものは、今週中に手を打っておくことになるでしょう。
【カエルを飲み込む】
私は机の上に、「もしカエルを飲み込まなくてはいけないのなら、あまり長い間それを見ないほうがいい」という言葉を貼り付けてあります。
いずれやらなければいけないことは、ゴチャゴチャ考えているうちにどんどん面倒なものに感じてきてしまいます。
あまり余計な時間をかけないで、一気に「丸飲み」してしまうほうが、後になって面倒ではなくなりますよ。