体重の変化よりも体質の変化が大事 体重は同じでも肥満体から筋肉質に変わるだけで見た目もこれだけ違う
健康診断の結果表に出てくる「BMI」。
つい気にしがちなこの数値ですが、これだけが健康のバロメーターではありません。
おそらくその最も説得力のある例は、このアドリエンヌさんの体型の変化でしょう。
インスタグラマーであり、またウェイトトレーナーでもある彼女は、エクササイズを始める前と後の様子をインスタに投稿。
左がトレーニング前の82キロだったとき。
右はウェイトトレーニングをして全身筋肉質に変わった後の81キロのとき。
体重だけを見ると、わずか1キロしか減量できてないません。
しかし、体型はご覧の通りまったく違います。
「これは身体組成(体質、体のつくり)の本格的な変化が現れています。ウェイトトレーニングを実践し、間食をやめた結果です」と彼女は書いています。
「脂肪を落とし、筋肉をつけました。サイズも16から10まで落ちています」
自分に合ったフィットネスを実現することと、体重を減らすことは必ずしも一致しません。
彼女ははじめ、いろいろなダイエットを試してきました。
しかしすべてがいわゆる「ヨーヨーダイエット」(体重の増減を繰り返すだけのダイエット)になってしまっていました。
数年後、食べ物を変えるのではなく、エクササイズを変えることを決意。
有酸素運動とウェイトトレーニングを組み合わせ、間食を一切やめる、というプランに切り替えました。
その結果、体重はほとんど減りませんでしたが、いわゆる「出るところは出て引っ込むところは引っ込んだ」ボディになり、服のサイズも細くなったのです。
「食事制限をせずに体質・体型を変えることが出来ました。みんなどうやってそんなに体重を減らしたの?って聞いてきます。でも、体重は減ってないんですよ」
現在は4月に行われるウェイトリフティングの選手権に向けて、毎日トレーニングを重ねているそうです。