外国人が日本について驚く8つのこと 「外から見た日本」を知る
「日本を訪れる前に知っておきたかった8つのこと」と題されたこの記事は、イギリスの女性ライターが書いたものです。
ここには日本滞在を楽しむと同時に、イギリスとは異なる習慣に驚いている様子がうかがえます。
海外からのお客さんを迎える機会が多くなった今、外から見た私たちの習慣を知っておくのも有意義ではないでしょうか。
「必ずしもそういうことじゃないんだけど・・・」と感じる部分もありそうですが、ここではあえて彼女がとらえた「日本」というものに耳を傾けてみましょう。
1. 建物の中では靴を脱ぐ
もし脱がないと怒られます。
私が「Airbnb」で滞在した場所では、すべての部屋にそれぞれスリッパがおいてありました。
日本にはとても厳しい清潔感があり、またばい菌を繁殖させないために行われているものです。
玄関に入ったら外履きは脱ぎ、きれいなスリッパかソックスのままでいることを求められます。
またトイレ用のスリッパでほかの部屋に入ることも無礼だと考えられていますので、気を付けましょう。
2. お皿の上に出されたものはすべて食べきらないのはとても失礼
残してしまうと食べ物やサービスを楽しんでいないととらえられてしまいます。
お腹がいっぱいでこれ以上食べられないとは考えてもらえないのです。
3. 日本人は素晴らしくフレンドリーで親切
日本の人たちはいつも行き先を教えてくれたり、案内したりしてくれます。
とくに私が日本語を話そうとがんばると、親切にしてくれます。
4. チップは渡さない
チップを与えることは、日本では相手を侮辱した行為とみなされます。
どれほどサービスが良くてもチップをあげてはいけません。
5. 温泉や共同浴場では水着を着ない
「温泉」とは自然の温かい湧き水が出てくる場所のことです。
日本では温泉付き旅館を訪れ、この温泉を楽しむ文化があります。
この温泉や旅館の共同浴場では、守らなくてはならない厳しいルールがあります。
まず、水着を着て入ることはできません。
みんな裸で入らなくてはいけないのです。
二つ目は、お湯に入る前に体を洗わなくてはいけません。
浴場にはバケツと石鹸がおいてあり、使うことができます。
最後に、温泉の湯船の中で体を洗うのはとても嫌がられます。
体についた汚れをお湯の中に入れてしまうのは、お湯の衛生を汚してしまうことだからです。
(注:欧米ではバスタブの中で泡立てて体を洗う習慣があるため)
6. タトゥーは嫌がられる
日本のどこを訪れるかによりますが、タトゥーはしばしばタブー視されています。
ジム、共同浴場、スイミングプールなどは、タトゥーのある人の入場を断る場合が多いようです。
聞くところによると、タトゥーは日本のマフィアであるやくざと関連付けられるからだそうです。
7. 公共の場所で携帯電話で話すことは行儀が悪いと思われる
共有のエリアでは携帯で話すことを禁止するサインをよく見かけます。
また歩きながら同時にテキストメッセージを送ること(歩きスマホ)も、事故を防ぐためにやらないように求められています。
8. なんでも音がする
日本ではトイレまでハイテクになっていて、音楽が流れてシャワーが出てきました。
エレベーターから自動販売機まで、これらの機械が動くときには何かしらのメロディが聞こえてくるので、驚くときもあります。
ロンドンのように誰もアイコンタクトすらしないようなところから日本に来ると、驚きは大きいでしょう。