夜早めに布団に入る男性は心臓病のリスクが高いという意外な話
夜、早めに布団に入る男性は心臓病のリスクが高い、という意外な調査結果が発表された。
早めに寝てしまう人は、高血圧を患っている場合が多い、というのがその原因だ。
また睡眠の質が良くない可能性も高いという。
夕方になると過度の疲労を感じ、夜の早めの時間に就寝してしまうのは、高血圧が進行している証拠であるという。
高血圧は心臓発作や脳梗塞を引き起こす主要な原因のひとつだ。
これは日本の研究グループがローマで開かれた世界最大の心臓医学会で発表したもの。
高血圧は体内時計を正常に働かなくさせてしまう。
その結果高血圧を患っている人はより早く疲れを感じやすくなり、夜になるとすぐ布団に入ってしまう。
しかし長く布団の中にいたとしても、高血圧の人は深い眠りに入れないため疲れを取ることは難しく、翌日に持ち越してしまうのだ。
なお、女性の場合はこのパターンは必ずしも当てはまらないという。
専門家は、もし上記のような睡眠パターンが当てはまる男性は医師に相談することを勧めている。