インスタグラムで稼ぐ新しい時代のモデルたち
ガブリエル・エプスタインさんは21歳。
かつて地元の水泳大会でチャンピオンにもなった彼女は、現在オーストラリア・ゴールドコースト在住のモデルとして活躍しています。
今のところ日本ではあまり知られていませんが、彼女はインスタグラムに70万のフォロワーがおり、ネットで大人気です。
そして今、彼女は企業の商品を身に着けた自分自身の画像をインスタグラムに毎日載せることで、何千オーストラリアドルも稼ぐという「新しいビジネススタイル」で成功したモデルなのです。
【フォロワーが増える→企業に注目される】
インスタグラムでフォロワーが10万を超えると、各企業はそのアカウントに注目し始め、いわゆる「インスタモデル」としてその人に自社製品の宣伝を依頼してくるようになります。
エプスタインさんの場合も同様で、「インスタグラムでは、モデルとしてふつうに働くよりも多くのお金を稼いでいます」と語っています。
「1年半前私はブリスベンに行き、モデルの仕事をたくさんしました。しかしモデル事務所が20%を天引きしてしまい、さらに消費税が課税されるため、モデルの手に残るのはほんのわずかになってしまうのです」。
しかし「インスタモデル」としての報酬であれば、自分の手元に100%入ってくる、といいます。
エプスタインさんは衣服、宝石、化粧品のブランド製品を自身のインスタグラムで宣伝しています。
しかし特別な写真を載せているわけではないのです。
彼女は自分が毎日楽しんでいる様子をインスタグラムに投稿していますが、その中でスポンサーの製品を身に着けて登場するのです。
今まで投稿した画像の中には、25,000の「イイね」がつけられたものもありました。
エプスタインさんによると、一回の画像掲載につき数百オーストラリアドル、数週間続くキャンペーンについては数千オーストラリアドルが支払われるそうです。
【他にもいる インスタで稼ぐモデル】
このようなスタイルのモデルビジネスを成功させているのは、エプスタインさんだけではありません。
ルビー・グリーンさんもまたオーストラリア・ゴールドコースト在住のモデルで、インスタグラムで16万5千人のフォロワーがいる人気者です。
ルビーさんは現在わずか17歳ですが、エプスタインさんと同じく、インスタグラムに商品を掲載することで、その企業から報酬を受け取る「インスタモデル」として成功している一人です。