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スキルを身に付け、高めるために意識すること

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あるアート・スクールの先生が、プロの芸術家を目指す自分の生徒たちへ「どのように技術力を高めてゆくべきか」というアドバイスをしました。

 

このアドバイスの対象はアーティスト(のたまご)たちですが、その他の仕事でも技術力が必要なのは言うまでもないことです。

 

その観点から読んでゆくと、どの分野の仕事を目指す人にとっても聞き逃せないものばかりです。

 

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毎日1時間以上を確保し、技術向上のためだけにその1時間を費やしましょう。

それ以外のことは一切やらない時間にしてください。

テレビを観ながら、音楽を聴きながらではなく、その練習だけをやりましょう。

 

情報収集を怠らないようにしましょう。

技術を高めるための練習は孤独な作業の連続であるため、気づくと自分の思い込みに走り、思わぬ方向にずれていることがあります。

まわりの人の話やウェブサイト、専門誌などの情報に耳を傾けるのを忘れないようにしましょう。

そして自分が「脱線」していると感じたら、すぐに今やっていることを見直すようにしてください。 

 

まずは自分で努力を重ねることが大事です。

しかし、いったん自分で出来るところまで突き詰めてゆくと、行き詰まるような状況になるでしょう。

その時は、スクールやセミナーなどに通うのも良い方法です。

先生やクラスメートとの交流があなたの現状突破に大きく役立つはずです。

 

たくさんの作品を作ってください。

あなたの目標は、単に技術を身に付けるだけではないはずです。

身に付けた技術を実際の作品にどのように活かしてゆくのか、しっかりとビジョンを持つ必要があります。

そのためには多くの作品にその技術を発揮していくことが大切です。

またどのレベルの作品にどれくらいの時間とエネルギーが必要になるのか、きちんと把握できている人はあまりいません。

新しい作品に取り掛かるときには、どのような準備が必要になるか知っておくことも大事なことです。

 

良いものでも悪いものでも、他人からの評価には耳を傾けましょう。

しかし受け入れるかどうかは、また別の話です。

人は自分の理想像とあなたの技術を比較して評価をしてきます。

その理想像があなたの理想像と合っているかどうか、注意深く判断してください。

もしあなたが目指しているものと合っているのであれば、良い評価は自分の努力の結果として、悪い評価は叱咤激励として受け入れましょう。

しかしあなたの目指していないことで評価されたのならば、悪い評価はそのまま聞き流し、良い評価は自分の技術の意外な一面として捉えておきましょう。

またいずれの評価も、真剣に評価してくれたものであれば、感謝することを忘れないでください。

 

使う道具の幅を広げてゆきましょう。

最初はあれこれと使う道具を変えるのはよくありません。

まずはいま手元にある道具になじみ、使いこなせるようになってから他の道具のことを考えるべきです。

しかし、同じ道具だけで制作可能なモノばかり作り続けていると、自分の仕事の範囲を狭めてしまいます。

いったんある道具で技術を身に付けたら、臆せず新しい道具にも手を出すようにしましょう。

ひとつの道具をマスターした人ならば、新しい道具も時間がかからずに覚えられるはずです。

 

自分が不得手だと感じる分野に力を注ぐことは悪いことではありません。

しかし、得意分野の練習で手を抜かないようにしましょう。

たとえ得意な分野でも、毎日の練習があってはじめてそのレベルを維持できるのです。

 

自分にとって「意味がある」と思える分野に注力しましょう。

あなたと同じことを目指している人は世の中にたくさんいます。

何とかしてその人たちと差をつけなければ、世の中で認めてもらうことはできません。

どんなことでも一生懸命やっていると「不得意なこと」が気になってしまいます。

すると人は、好きなこと・生き生き出来ることを続けるのではなく、不得意分野の克服に力を注ぐべきではないか、と思い始めてしまうものです。

しかし、不得意分野を努力で不得意ではない分野にしても、それは平凡になっただけで大した価値はありません。

それよりもすでに周りの人より上手くできる「得意分野」にもっと力を注ぎ、どこに行っても通用するようなスキルにまで高めるほうが、時間とエネルギーの有効活用になります。

得意分野は往々にして自分の好きな、生き生き出来る分野の場合が多いものです。

あなたにとって本当に意味があるのは、このような分野を早く見つけ、そこに自分のエネルギーを注入してゆくことなのです。