「SNSから距離を置きたい」そんなときに試してみる6つのこと
SNSが私たちの生活や仕事に欠かせないものになった一方、最近はSNSからあえて距離を置こうとしている人もいます。
ソーシャルメディアに出来る限り時間を使わずにすむにはどんな方法がいいのでしょうか。
1. 通知機能をオフにする
「FOMO = fear of missing out」(逃してしまうことへの恐れ)という言葉が比較的最近になって使われるようになりました。 SNS上でシェアされているのにそれを見逃してしまうと、人は何かを失った、損をした、そんな気分になってしまうものです。
また、SNS上で他人の「完璧な」生活を目にすることで、それがいかに作り上げた虚構のものであっても、自分の生活が不完全でダメなものに感じてしまいます。
通知機能をオフにすることで、友人の旅行写真をインスタグラムで見せられ続けることもなくなり、他人をうらやむ気持ちも小さくなるでしょう。
2. 趣味を持つ
熱中できる趣味があれば、そのほうがSNSよりもはるかに充実した時間を過ごすことが出来ます。
出来ればインターネットと直接かかわらない(というのはきわめて難しいですが)、フェイスブックやツイッターの外で楽しめるものを見つけることが必要です。
3. 気分が落ち込んでいるときにインスタグラムを開かない
自分の感情がネガティブなほうに傾いていると、まわりの人に愚痴るような気分でSNSを開いてしてしまう人がいます。 しかしそこでは、やはり「他人と自分の比較」が待っているのです。 これでは気分はさらに落ち込む一方になります。
4. ソーシャルメディアはTVドラマと同じ
たとえばネットフリックスで見るドラマが現実のものではないように、フェイスブックやインスタグラムで目にするものもやはり現実の生活ではないのです。 テレビドラマには俳優が登場し、演技をしてストーリーをあなたに伝えてくれます。
ソーシャルメディアもまた、事実上、そのアカウントによる自己演出です。 各自が自分のストーリーを伝えようとしています。 プロデュースし、監督し、筋書きをつくり、主役を演じているのです。
スマホの画面をスクロールして他人の投稿を見ているとき、「これは現実の生活ではない」と自分に言い聞かせなくてはいけません。
5. ネットに使っている時間を記録していく
これは面倒ですが、スマホを見たりインターネットを使ったりしたときには、何分・何時間使ったのかをチェックするようにしてください。 出来ればそのときの気持ちも書き添えておくといいでしょう。 ソーシャルメディアを使っているときの自分を観察する、というのがその一番の目的です。
もしSNSを使っているあいだ自分の気持ちが上向きにならないのであれば、やはり時間を減らすべきだと考えましょう。
6. アプリを削除する
最終的には、スマホからツイッターやインスタグラムのアプリを削除してしまうことも必要かもしれません。 自宅でパソコンに向かっているときだけしか使えない状態に自分を追い込むことで、ある意味強制的にSNSに費やす時間を減らすことが出来ます。