いつも睡眠不足? 安眠のために役立つ8つのコツ
みなさんは十分に眠れていますか?
22パーセントの人が十分な睡眠をとっておらず、また5パーセントの人は睡眠時間がわずか5時間にも満たない、という調査結果もあります。
しかし睡眠も工夫次第でその質を上げることができます。
以下、8つのコツのうちできることから始めてみましょう。
① 毎日同じ時間に寝る
できる限り毎晩同じ時間にベッドに入るようにしましょう。
体にはいわゆる体内時計があり、起きているときと寝ているときをコントロールするホルモンが分泌されます。
毎日同じ時間に寝る習慣がついていれば、この体内時計がうまく機能してくれるのです。
② 部屋を温めすぎない
室内の温度として15~19℃が最も睡眠に適しているといわれています。
あまり温めすぎたり、冷たすぎたりしないように気を付けましょう。
③ 寝る前に明るいものを見ない
ベッドに入る1時間前に部屋の明かりを弱くし、バックライトの液晶ディスプレイなどは見ないようにしてください。
こうすることで睡眠を誘導してくれるメラトニンというホルモンの分泌が促されるようになります。
④ 靴下を履いたまま寝る
靴下を履いたままベッドに入ると早く眠りにつく、という調査結果が出ています。
これは靴下で足を温めることで、逆に体の内側の温度が下がるため眠りやすくなる、と専門家は理由を説明しています。
⑤ 光が差し込んでいないかチェック
わずかでも寝室に光が差し込んでいるようであれば、そのせいで睡眠が妨げられてしまいます。
カーテンの隙間が空いていると、外の光が隙間をとおして差し込んできます。
ベッドに入る前に、もう一度カーテンの閉めぐあいを確認するようにしましょう。
⑥ お金や仕事の不安は安眠の妨げ
2,000人の大人を対象にした調査で、37%の人がお金の心配のせいでぐっすり眠れないと回答。
また別の30%の人たちは仕事のストレスが原因で睡眠が困難になっていると答えています。
もしひどい場合は、認知行動療法やリラクゼーション法などを実践してみるのがいいでしょう。
⑦ 睡眠にはこんな食べ物がいい
トリプトファン、セロトニン、メラトニンは、すべて良い睡眠には欠かせません。
ふだんの食生活でこれらの物質が多く含まれているターキー、ステーキ、鶏肉、カボチャの種、ピーナッツ、ヒマワリの種、豆類、牛乳などをしっかりと摂るようにしましょう。
⑧エクササイズをする
60歳以上の不眠症に悩む人たちを対象に行われた調査で、毎日30分間エクササイズをする人は睡眠時間が45分間長いことが判明しています。